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自動車運転免許について

運転免許証の暗証番号を設定する理由

運転免許証が交付されたとき、暗証番号を2組設定することをご存知でしょうか。運転免許を更新した時、暗証番号4ケタを2つ考えてください、と言われませんでしたか?よくわからないまま番号を決めた…という方も多いかもしれません。
実はこの暗証番号、とても大事なものなのです。

偽造を防止するために平成21年から運転免許証はICカード化されました。本籍が記されていないこと以外大きさも見た目も全く変わっていませんが、実はカードの中にICチップが埋められており中には氏名や生年月日など大事な個人情報が詰まっているのです。

このデータを守るために暗証番号の設定が必要となります。

暗証番号の設定は任意となっているので拒否することはできます。しかしそうするとICチップから個人情報が抜き取られる可能性があるので注意です。

また暗証番号は2組設定するのですが、暗証番号によって読み取れる情報は異なります。

一つ目に設定したものは氏名、生年月日、免許種別などの情報を読み取ることができます。
2つ目の暗証番号は本籍及び顔写真を読み取ることが出来ます。

とても大事な暗証番号。しかしこれを万が一運転免許証の暗証番号を忘れた場合はどうすればいいのでしょうか。

本人確認書類として利用する時、暗証番号を求められる場合があります。
もし忘れてしまった場合でも大丈夫。暗証番号を確認することができます。

まずは本人確認のため運転免許証を用意します。そして免許証に記載されている住所が管轄の運転免許試験場、優良運転者免許更新センター、警察署に直接出向きます。
電話では紹介できないので注意が必要です。

ただ受付時間もあるので事前に電話で確認しておいた方がいいかもしれません。

本人確認が済んだら暗証番号を教えてもらえます。また手数料もかかりません。
ただ、この暗証番号3回続けて間違った番号を入力してしまうと暗証番号にロックがかかりICチップを読み取ることができなくなってしまいます。

ICチップが読み取れない状態でも運転することはできますが念のため解除しておいた方が安心です。

その場合は同じく住所が管轄の運転免許証試験場、免許センター、警察署で解除申請を行いましょう。解除についても手数料はかかりません。

ICチップが入った運転免許証…と言われてもどのようなメリットがあるのでしょうか。

まず一番大きなメリットは偽造の防止。
仮に運転免許証を偽造するとします。しかし偽造しようと思ったらICチップも一緒に偽造しなくてはいけないのでコストがかかってしまいます。
こうすることで未然に偽造を防止することができます。

もう一つの理由は持ち主のプライバシー保護。お持ちの運転免許証を見てもらうと分かりますが、ICチップ内蔵の運転免許証は本籍が記載されていません。
この本籍はICチップ読み取り機を使用し、2つめに設定した暗証番号を入力することで確認することができます。

また、まだ導入はされていませんが、将来銀行口座の開設、携帯電話の契約の際はこのICチップ内蔵の運転免許証を提示を義務付けることで、偽造免許証での銀行口座開設、携帯電話の契約を未然に防ぐことができるかもしれません。

まだ始まったばかりのICチップ内蔵の運転免許証。免許証を差し込むことで運転できる車など、また新たなシステムが出来るかもしれませんね。